草むしりをするうえで「なるべく効率的に終わらせたい」などのお悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、草むしりに適したタイミングや、おすすめのアイテムなど紹介します。
効率的に草むしりをしたい方に向けて、事前に準備しておきたいアイテムやコツを解説するので、参考にしてください。
【時間別】草むしりに適したタイミング
草むしりをするうえで、時間によって異なる適したタイミングは、下記の通りです。
- 雨上がりから数日後
- 朝か夕方
適切なタイミングで草むしりをしてしまうと、余計な労力がかかってしまいます。時間や労力を無駄にかけないよう、順番に紹介していきます。
1.雨上がりから数日後
草むしりをするなら、雨上がりから数日後がおすすめです。具体的には雨から2日〜3日後の晴れている日を狙いましょう。なぜなら雨の影響で地面が柔らかくなり、草の根から抜けやすくなるからです。
晴れている日が続いている場合、水を撒いて湿らせるのも効果があります。一方で乾燥した土だと、草むしりをしても根が残りやすくなってしまうのです。
また、雨が降った直後や水を撒いた直後は、かえって草むしりがやりにくくなるので、ある程度乾燥させてから実施しましょう。
2.朝か夕方
草むしりに適した時間帯は、朝か夕方です。なぜなら夏場のように熱中症の危険性がある季節でも、比較的暑さがやわらぐ時間帯になるからです。
逆に晴れている昼間に草むしりをしてしまうと、体への負担がかかるだけでなく、熱中症や脱水症状などのリスクがあります。自分の中で無理なく作業できる気温に当てはまりやすい時間帯を選びましょう。
【種類別】草むしりに適したタイミング
草むしりをするうえで、種類によって異なる適したタイミングは、いつでしょうか?
- 一年草
- 多年草
一般的な雑草の種類別に紹介していきます。
1.一年草の草むしりに適したタイミング
一年草の草むしりは、雑草が発芽する春先や秋頃が適しています。まず、ブタクサやメヒシバなどの雑草は、春先に目が出始める雑草です。発芽したばかりの段階なので、根が強く張っていない状況です。
雑草の背丈も低く、比較的簡単に草むしりできるので、春先に草むしりをしましょう。次にオオイヌノフグリやホトケノザなどの雑草は、秋に発芽する雑草です。発芽してからしばらく経過すると、枯れたような見た目になりますが、実際は地面の下で根が張っています。
放置している期間が長ければ長いほど、力を入れて草むしりしても処理できなくなる恐れがあります。秋にかけて雑草があった際は、時間を見つけて草むしりをしておきましょう。
2.多年草の草むしりに適したタイミング
多年草は、一年草のような発芽の季節が関係ない雑草です。クローバーやドクダミなどが該当していて、根さえあれば枯れていても、根から成長する特徴があります。
発芽時期が関係ないからこそ、雨が降ったあとは草むしりを習慣付けておく必要があります。草むしりせずに放置してしまうと、根元から引きにくくなるので、見つけ次第草むしりするのがおすすめです。
草むしりを始める前に揃えておきたいアイテム
草むしりをする前に揃えておきたいアイテムについて、下記に分類して取り上げます。
- 道具
- 服装
1.道具
草むしりをする際、下記のアイテムを揃えておくのがおすすめです。
道具名 | 使用用途 |
スコップ | 根が深い雑草におすすめ |
草抜き鎌 | 根元から抜きにくいものにおすすめ狭いところに入り込めて草刈りとしても使用可能 |
三角ホー | 立ったまま草むしりできる |
熊手 | 石があって草むしりがやりにくいところに向いている抜いた雑草の土を落とす際にも活用できる |
キャスター付き椅子 | 腰に負担をかけずに作業できる |
それぞれ草むしりしようとしている範囲や状況に応じて、適した道具を使用しましょう。
2.服装
草むしりをする際、暑くても肌の露出を控えるのがおすすめです。なぜなら虫除けや熱中症対策だけなく、怪我の予防もできるからです。
また、帽子も準備しておきましょう。具体的には、つばが広くてネットが付いている帽子がおすすめです。何より夏場は熱中症や脱水症状対策を忘れてはいけません。
スポーツドリンクなどを準備しておき、こまめに水分補給しながら草むしりをしましょう。
草むしりの効率よく進めるコツ
草むしりを効率よく進めるコツは、下記の通りです。
- 根元から引き抜く
- 土を払う
- スコップを使う
- 範囲を決めてから草むしりをする
1.根元から引き抜く
草むしりをする際、根元を残さずに引き抜くのが重要です。なぜなら根を残してしまうと、残った根から、新たな雑草を生やしてしまうからです。
雑草が発芽したばかりのものを根元から引き抜いていく必要があります。発芽した直後であれば雑草自体も小さいので、根も比較的弱い状態です。
一方で育ちきった雑草だと、根元から引き抜くのは難しくなります。雑草の葉を持って引き抜くと根元から抜けない可能性があります。引き抜きにくい際は、前述で紹介したスコップや鎌などを活用していきましょう。
2.土を払う
草むしりをするうえで、根元から引き抜こうとすると、土が残ってしまうものです。土が付いたままゴミに出そうとすると、土がある分重くなってしまいます。
引き抜いた雑草の土が湿っていた場合、草むしりしてからしばらく放置して乾燥させてからゴミ袋に入れましょう。土が払いやすくなるので、ゴミも軽くなります。また、草むしりをして空いた穴は、景観を意識してスコップで埋めるようにしましょう。
3.スコップを使う
比較的大きい雑草を取り除きたい際は、スコップを使うようにしましょう。なぜなら根本が強固になっている可能性が高いからです。
手で引き抜こうとしても、抜けなかったり根が残ったりする恐れがあります。たとえばタンポポの根は長くて切れやすい特徴があります。長いからこそ、根元を残さないように、スコップを掘り起こしていきましょう。
4.範囲を決めてから草むしりをする
草むしりは、長時間作業になる傾向にある作業です。生えている雑草の量や範囲が想像以上だと、草むしりをする気力が失われてしまうものです。
そこで「今日はここまで草むしりする」と範囲を決めて実施しましょう。たとえば、近隣住民から見える位置は優先的に草むしりしていくイメージです。
また、モチベーションを向上させる目的から、終わったあとのご褒美を用意しておくのもおすすめです。
草むしりの頻度を減らせるおすすめアイテム
ここからは草むしりの頻度を減らせるアイテムを取り上げます。今回おすすめするアイテムは、下記の通りです。
- 除草剤
- 除草シート
- 砂利
1.除草剤
除草剤は、雑草を生えにくくする効果があるアイテムです。広範囲で雑草対策ができるだけでなく、手軽に実施できるのが魅力的です。
除草剤を使用する際は、植物すべてを枯らせる除草剤と雑草のみを枯らせる除草剤があるので、注意して選びましょう。通販サイトやホームセンターで手軽に購入できるので、忙しくて草むしりの時間を作りにくい方におすすめのアイテムです。
2.除草シート
除草シートは、除草剤以上に雑草対策をしたい方におすすめのアイテムです。雑草を生やしたくない特定の場所に対して、シートを敷くだけで対策できます。
当然、シートタイプのものなので、風に飛ばされないような対策が必須です。また、除草シート自体の色は、黒いものが多いので景観が悪くなる点がデメリットです。景観が悪くなったとしても、除草剤以上の対策をしたい方は、除草シートを活用しましょう。
3.砂利
砂利は、景観を重視したうえで雑草対策したい方におすすめのアイテムです。砂利を敷くだけで雑草対策ができるだけでなく、砂利自体の種類が豊富なので、選択の幅が広がります。
しかし、除草シートとは異なり、砂利の隙間から雑草が生えてしまう可能性があります。とはいえ、景観を重視したうえで草むしりの頻度を減らしたい方は、砂利を敷くのがおすすめです。
草むしりをする際の注意点
草むしりをする際、前述した通り熱中症や脱水症状など、注意しながら実施する必要があります。また、虫刺されによるアレルギー反応にも注意が必要です。
高齢な方はとくに、腰に負担をかけてしまう作業なので、こまめな休憩を挟んでいきましょう。前述で紹介した道具や服装をしっかり準備したうえで、安全な環境で草むしりをしましょう。
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今回は草むしりをするにあたって、適切なタイミングを取り上げたうえで、おすすめなアイテムやコツを紹介しました。草むしりは、生えてくる雑草次第で年中対策が必須になります。
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