近年は猛暑日が多く、エアコンのない部屋では過ごしづらいですよね。
「こども部屋に新しくエアコンを取り付けたい!でも業者に依頼すると高そう…」
と、お悩みの方も少なくありません。
この記事では、エアコンの取り付けについて、以下のポイントを解説します。
- 自分で取り付けられるのか
- 業者の選び方
- 取り付け費用の相場
- エアコンの購入前に確認しておくべきこと
ポイントを押さえて、正しく安全にエアコンを取り付けましょう。
エアコンは自分で取り付けられる?
自分でエアコンの取り付けもできるかもしれない!と思われるかもしれませんが、資格や専門知識のない一般の方がエアコンの取り付けを行うことはできません。
水漏れや故障、エアコンが壁から外れるなどのトラブルが起きやすくなり、また工事内容によっては「電気工事士」という資格が必要になるためです。
エアコンを取り付ける際には、以下のような工事をおこないます。
- 壁に配管を通す穴を開ける
- 壁にエアコンを固定するための板を取り付ける
- エアコンに配管・電線を取り付ける
- 外に室外機を設置する
- 室外機に配管・電線を取り付ける
- ガス漏れ・排水機能を確認する
配管を室外機に取り付ける際には、つなぎ目の加工や「真空引き」という気密性を上げるための処理が必要です。
電動ドリルや真空ポンプなど、一般家庭には無いような機械も使います。
正しく安全にエアコンを取り付けるためには、専門的な知識や機械を持つ業者に依頼しましょう。
エアコンの取り付けを依頼する業者の選び方
エアコンの取り付けを業者に依頼する際には、複数社を比較することが大切です。
この章では、以下のポイントについて解説します。
- エアコン取り付け費用の相場
- 業者を比較する際のポイント
- 専門業者と家電量販店の違い
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
エアコン取り付け費用の相場
エアコンの取り付けを業者に依頼する場合の費用相場は、1.5万円〜2万円ほどです。
以下のようなケースだと、必要な工事が増えるため、費用が高くなる傾向があります。
- 壁に配管を通す穴がない
- 室外機を置くスペースがない
- エアコン用のコンセントがない
まずは業者に、エアコンを取り付けたい部屋の状態を見てもらい、見積もりを出してもらいましょう。
グリーンホームではエアコン取り付けのお見積りを無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください!
業者を比較する際のポイント
エアコンの取り付けを依頼する業者は、以下のポイントを比較したうえで選んでください。
- 実績
- アフターフォロー
- 対応
- オプション料金の範囲
実績やアフターフォローの内容は、業者のホームページから確認できます。
アフターフォローの例は、エアコン取り付け後のトラブル対応や定期点検などです。
また回答の早さや丁寧さなど、対応の良し悪しも確認してください。オプション料金の範囲によって、エアコンの取り付けにかかる費用が大きく変わります。費用を抑えるためには、標準工事の範囲で済みそうな業者を選びましょう。
専門業者と家電量販店の違い
エアコンの取り付けは、一般的にエアコンを購入した家電量販店にも依頼できます。
専門業者と家電量販店の違いは、手間と料金です。
家電量販店の場合、エアコンの購入と取り付けがセットになっているため、業者選びの手間がかかりません。
ただ取り付けを下請け業者に依頼しているケースが多く、以下のようなデメリットがあります。
- 業者を選べない
- 手数料が上乗せされている可能性がある
家電量販店が販売するエアコンの価格には、取り付け費用が含まれていることもあります。
取り付けのみの費用を確認し、専門業者の費用と比較したうえで検討しましょう。
エアコンの購入前に確認しておくべきこと
エアコンを購入する前には、以下のポイントを確認しておきましょう。
- スリーブ穴の有無
- コンセントの有無
- 部屋の広さ
- 室外機を置くスペースの有無
上記を確認せずにエアコンを購入すると、部屋に合わず買い直しになる可能性があります。
業者に取り付けを依頼する際にも必要な情報なので、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
スリーブ穴の有無
エアコンの取り付けを検討するなら、はじめにスリーブ穴の有無を確認しましょう。
スリーブ穴とは、エアコンの配管を外に出すために開けられた穴のことです。
基本的にカバーが付いていて、壁の上のほうにあります。
エアコンが設置されていない部屋にも、後から付けられるようにスリーブ穴が開いているケースが多いです。
スリーブ穴の有無によって、取り付け費用や必要な工事が変わります。
スリーブ穴がない場合は、壁の種類に合わせたドリルを使い、壁に穴を開けます。
壁の種類によってはスリーブ穴が開けられず、エアコンが取り付けられないため、注意が必要です。
そのためスリーブ穴の有無は、エアコンの購入前に確認しておきましょう。
コンセントの有無
エアコンを購入する前には、コンセントの有無を確認することも大切です。
エアコンを取り付けるためには、専用のコンセントが必要です。
スリーブ穴と同じく、基本的に壁の上のほうにあります。
専用のコンセントがない場合は、新たに取り付けなければなりません。
コンセントの取り付けには、電気工事士の資格が必要です。
もし専用のコンセントがある場合は、形状も確認しておきましょう。
エアコンの種類によっては、コンセントの形状が合わないケースがあるためです。
部屋の広さ
部屋の広さも、エアコンの購入前に確認すべきポイントのひとつです。
エアコンは、部屋の広さごとに作られています。
「6畳用」や「10畳用」などがあり、畳数が大きいほど、パワーや電圧も大きくなる仕組みです。
部屋の広さに合わないエアコンを使う場合、以下のようなデメリットがあります。
- エアコンの効きが悪くなる
- エアコンが効きすぎる
- 電気代が高くなる
効率的にエアコンを使うためには、部屋の広さに合わせた商品を選ぶことが大切です。
部屋の広さは、家の図面から確認しておきましょう。
室外機を置くスペースの有無
エアコンを購入する前には、室外機を置くスペースの有無も確認しておきましょう。
室外機は基本的に、エアコンを取り付ける壁の外側に置きます。
必要なスペースは、一般的に「高さ60cm × 幅80cm × 奥行き30cm」です。
室外機を置くスペースがない場合は、以下のように対応するケースがよく見られます。
- 壁に取り付ける
- 軒裏に吊り下げる
- エアコンから遠い場所に置く
イレギュラーな設置となると、専用パーツの用意や配管の延長が必要になるため、費用が高くなりやすいです。
室外機を設置する場所がどこにもない場合、エアコンの取り付け自体ができない可能性もあります。
エアコンやおウチの困りごとはグリーンホームへご相談ください
エアコンの取り付けには、専門的な知識や機械が必要です。お困りの際には、ぜひグリーンホームへご相談ください。
業者に依頼することで、正しく安全にエアコンを取り付けられます。この記事で解説した「エアコンの購入前に確認しておくべきこと」も押さえて、エアコンの取り付けをスムーズにおこないましょう。
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