「トイレ掃除ってどこからどこまでキレイにするの?」
「黒ずみや尿石はどんな洗剤でトイレ掃除すればいい?」
トイレ掃除をいざ始めようと思っても、やり方がわからずお困りの方もいるでしょう。
本記事では、誰にでも簡単にトイレ掃除する方法をお伝えします。
よくある尿石や黒ずみの対処法についても解説しますので、ぜひご覧ください。
トイレ掃除が必要な箇所と実施する頻度
トイレ掃除は、以下のように掃除する箇所によって頻度が変わります。
トイレ掃除する箇所 | トイレ掃除の頻度 |
便器 | 毎日 |
便座 | |
トイレの壁 | 週1回 |
トイレの床 | |
ウォシュレットのノズル部分 | |
トイレのタンク | 月1回 |
トイレの換気扇 | |
トイレの脱臭フィルター |
すべての箇所をトイレ掃除で毎回キレイにする必要はありません。
上記の表をもとに、無理せず正しい方法でトイレ掃除をおこなうと、自然と清潔に保てるので習慣づけましょう。
【毎日簡単に!】トイレ掃除の方法
ここからは毎日のトイレ掃除が最適な、以下3つの箇所において、必要な道具とともにやり方を解説します。
- トイレの便座
- トイレの便器の外側部分
- トイレの便器の内側部分
順番に見ていきましょう。
トイレ掃除を毎日するときに必要な道具
毎日こまめなトイレ掃除が望ましい箇所では、以下3つの道具を使用します。
- トイレ用中性洗剤
- トイレ掃除用ブラシ
- トイレ用掃除シート
どの掃除道具もドラッグストアで簡単に手に入り、とくにトイレ用中性洗剤はスプレータイプを選ぶと、広範囲へ噴射できるのでおすすめです。
また流せるタイプのトイレ用掃除シートや、トイレ掃除用ブラシを見かけたことがある方もいるかもしれません。
便利な反面、つまりの発生原因になることもあるので、流せるタイプの掃除道具はできるだけビニール袋に入れて廃棄しましょう。
万が一トイレ掃除の際につまりが発生したときは、以下の記事にてくわしく対処法をお伝えしていますので、参考にしてください。
必要な道具を準備できたら、トイレ掃除の作業に入りましょう。
トイレの便座
トイレ用掃除シートで、便座の表面や裏を拭いていきます。
毎日のトイレ掃除に便座の清掃を取り入れると、汚れがこびりつかないのでぜひ習慣づけてください。
トイレの便器の外側部分
トイレ用掃除シートで、トイレの側面や下などの外側部分を拭いていきます。
「便座や内側は拭くけれど、外側はつい忘れてしまう」という方も多いので、トイレ掃除の際は見落とさないよう注意しましょう。
トイレの便器の内側部分
便器内部はトイレ用中性洗剤をかけ、トイレ用ブラシを使って掃除します。
内側のトイレ掃除では、フチ裏がポイントです。
汚れがフチ裏に溜まっているケースが多いので、念入りに掃除してください。
【週1回しっかりと!】トイレ掃除の方法
毎日トイレ掃除する必要はありませんが、週1回を目安に実施がおすすめの箇所は、以下3つです。
- トイレの壁
- トイレの床
- ウォシュレットのノズル部分
事前に用意する道具とともに、トイレ掃除の方法を見ていきましょう。
トイレ掃除を週1回するときに必要な道具
週1回のトイレ掃除では、以下の道具を用意します。
- トイレ用中性洗剤
- トイレ用掃除シート
- 雑巾
用意ができたら、トイレ掃除に入りましょう。
トイレの壁
トイレの壁は尿が広範囲に付着していることが多く、放置すると悪臭の原因になります。壁のトイレ掃除では、トイレ用掃除シートや中性洗剤をつけた雑巾で拭いていきましょう。
とくに腰の高さまでの壁が汚れやすいので、しっかり拭き上げると効果的です。
トイレの床
尿の飛び散りやホコリなど、トイレの床には多くの汚れがあり、臭いのもととなります。
床のトイレ掃除をする際は、トイレ用掃除シートで拭いていきます。
とくにトイレの便器と床の接地面は汚れやすい箇所なので、念入りに掃除してください。
ウォシュレットのノズル部分
ウォシュレットは、使用しているトイレによって掃除方法が異なるので、取扱説明書を確認してください。
一般的な方法として、以下の手順でウォシュレットを掃除しましょう。
- お掃除ボタンを押すか手でノズルを引き出す
- 拭き上げる
- お掃除ボタンを押すか手でノズルを戻す
ノズルを引き出すには、2通りの方法があるので、自宅のトイレがどちらのタイプか確認してから実施しましょう。
引き出したノズルを拭き上げる際は中性洗剤と雑巾、もしくはトイレ用掃除シートを使います。
このときノズルを強くこすると折れてしまう場合があるので、注意して掃除してください。
【月1回念入りに!】トイレ掃除の方法
月1回の掃除が望ましい、以下の箇所におけるトイレ掃除のやり方についてお伝えします。
- トイレのタンク
- トイレの換気扇
- トイレの脱臭フィルター
事前に用意する道具とともに、見ていきましょう
トイレ掃除を月1回するときに必要な道具
月1回のトイレ掃除がおすすめの箇所ごとに、必要な道具は以下のとおりです。
【トイレのタンク】
- ゴム手袋
- ブラシ
- スポンジ
- 中性洗剤
【トイレの換気扇】
- 掃除機
- 雑巾
- 中性洗剤
- ブラシ
【トイレの脱臭フィルター】
- 歯ブラシ
準備ができたら、実際にトイレ掃除をしていきましょう。
トイレのタンク
トイレのタンクは、黒カビや水アカによって汚れやすい箇所です。
汚れていると便器の黒ずみの原因にもなるので、月1回のトイレ掃除で清潔に保ちましょう。
またタンクのないトイレをお使いの方は、掃除不要です。
【トイレのタンク掃除の手順】
- 止水栓を閉め、タンクの蓋を中性洗剤とスポンジで掃除する
- タンク内部を中性洗剤とブラシで掃除する
- 止水栓を開け、残った洗剤を水で流す
タンク掃除ではクエン酸のような酸性の洗剤は、内部の部品を傷める恐れがあるため使用を控え、中性洗剤を使いましょう。
蓋の水アカ部分のみでしたら、クエン酸を使用してもかまいません。
以下の記事ではトイレのタンク掃除についてより詳細にお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
トイレの換気扇
換気扇にはホコリが溜まるので、定期的にキレイにしましょう。
【トイレの換気扇掃除の手順】
- 表面に付いているホコリは掃除機で吸い、さらに雑巾を使って汚れを落とす
- カバーを外す
- ぬるま湯に中性洗剤を溶かしてカバーをつける
- 換気扇内部のホコリを掃除機で吸う
- カバーの洗剤を洗い流して取り付ける
換気扇のハネが外せるタイプであれば、3の工程でカバーと一緒につけて洗浄がおすすめです。
自宅の換気扇のハネが外せるか否かを含め、取扱説明書で掃除方法を確認しておくとトイレ掃除の際にスムーズです。
トイレの脱臭フィルター
便座の端に脱臭フィルターが備えられている場合、ホコリが溜まるのでトイレ掃除の際にキレイにしましょう。
つまみを引っ張ると脱臭フィルターは簡単に取り外せるので、取扱説明書を確認しながら歯ブラシでホコリを掃除してください。
あまりにも汚れがひどければ、脱臭フィルターの交換を視野に入れましょう。
トイレ掃除でよくある頑固汚れの原因とキレイに落とす方法
トイレ掃除のとき、なかなか取れない汚れに困ることもあるでしょう。
ここからは、トイレ掃除でよくある黒ずみや黄ばみ・尿石の原因や、キレイに落とす方法を解説します。
黒ずみ
便器内部の水が溜まっている箇所にできやすい黒ずみの原因は、カビと水アカです。
黒ずみができてしまったときは、トイレ掃除の際にこすってもなかなか落ちません。
重曹やセスキ炭酸ソーダ・塩素系の洗剤などのアルカリ性の洗剤を使い、以下の手順で対処しましょう。
【トイレ掃除の手順】
- キッチンペーパーに洗剤を吹き付け、汚れが気になる箇所へ貼り付ける
- 一定が経過したらキッチンペーパーを捨てる
- ブラシで便器を磨いて流す
塩素系の洗剤を使用するときは衣類に付くと脱色してしまうので、取り扱いに気をつけましょう。
黄ばみ・尿石
黄ばみは尿石が多くの原因となっており、落とすには酸性の洗剤を使用します。
おそらくほとんどの方が目にしたことのある「サンポール」は、代表的なトイレ掃除に使用する酸性洗剤です。
酸性洗剤は、黒ずみができたときと同様の手順でトイレ掃除に使用します。
注意点として、酸性の洗剤と、黒ずみに使用する塩素系の洗剤は、有毒なガスが発生するので併用できません。
「トイレの黄ばみと黒ずみを両方落としたい!」という方は、1日ずつ交互にトイレ掃除を実施すると安心です。
トイレ掃除が難しいときはプロの力でしつこい汚れを簡単に落とせる!
毎日トイレ掃除をしていても、思っている以上に汚れは蓄積していきます。
トイレ汚れはしつこいので、自分で落とせない場合や定期的に掃除している場合でも、年1回を目安にプロへの依頼がおすすめです。
黄ばみや黒ずみを防ぎ、いつでも清潔な場所にするために、トイレ掃除はプロへ積極的に頼りましょう。
トイレ掃除はグリーンホームへのご相談ですっきりキレイに!
本記事では、トイレ掃除を自分で簡単におこなう方法についてお伝えしました。
トイレ掃除は掃除する箇所の頻度や、使用する洗剤を分けておこなうと誰でも楽にキレイにできます。
とはいえトイレの汚れは、なかなか落ちないケースも多々あります。
トイレ掃除は定期メンテナンスも兼ねて、プロへの依頼も積極的に取り入れて常に清潔に保つことがおすすめです。
大分県大分市のグリーンホームでは、トイレ掃除だけでなく不具合のチェックも可能です。
ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。