「最近、排水溝がつまってきている気がする…」
水まわりについて、このような悩みを抱えていませんか?
水の流れを悪くする「排水溝(排水口)のつまり」は、早めに解消することが大切です。
この記事では、排水溝のつまりについて以下のポイントを解説します。
- つまりを放っておくとどうなるのか
- つまりが起きやすい場所と原因
- 場所別のつまり解消法
排水溝のつまりを解消して、日々のストレスから開放されましょう。
排水溝のつまりを放っておくとどうなる?
排水溝のつまりを放っておくと、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。
- 水が完全に流れなくなる
- 悪臭が発生する
- 排水管が破損する
排水溝のつまりが自然に解消するケースは少ないです。
水が完全に流れなくなると、汚れた水が逆流してくるおそれもあります。
さらに排水溝のつまりは雑菌が繁殖する原因になるため、悪臭の発生にもつながるのです。
排水溝がつまると、排水管の一部に強い水圧がかかるようになります。
その結果、排水管が破損し、水漏れを起こす可能性もあります。
排水溝つまりの原因や解消法を知り、早めに手を打つことが大切です。
排水溝(排水口)つまりが起きやすい場所は?
排水溝(排水口)のつまりが起きやすい場所としては、以下が挙げられます。
- キッチン
- お風呂
- 洗面台
- トイレ
- ベランダ
基本的に毎日使う場所なので、水の流れが悪かったり悪臭がしたりすると、ストレスになってしまうでしょう。
各場所について、つまりの原因になりやすいものを簡単に解説していきます。
キッチン
キッチンのつまりは、以下のような汚れが蓄積することによって引き起こされます。
- 油
- 石けんカス
- 食器用洗剤
- 生ゴミ
日々の料理や洗い物で、汚れは少しずつ蓄積していきます。
とくに油は、冷えると固まるため、排水口や排水管にへばりつきやすいです。
お風呂
お風呂からの排水口つまりの原因は、髪の毛やシャンプー、ボディーソープです。
髪の毛は、シャンプーの際に50本〜60本ほど抜けると言われています。
生活習慣や季節によっては、さらに多くの髪の毛が抜けることもあります。
家族が多いほど、排水口に流れる髪の毛の量が増えるため、つまりが起きやすいです。
またシャンプーやボディーソープは、皮脂と共に排水口や排水管にへばりつきます。
髪の毛とも絡みつきやすいため、つまりの原因となるのです。
洗面台
洗面台は、髪の毛によってつまりが引き起こされることが多いです。
剃ったヒゲやハンドソープ、整髪料なども、つまりの原因となります。
洗面台で身支度をする場合、小さなアクセサリーが排水口に落ち、つまってしまうケースもあります。
洗面台の排水管は、キッチンやお風呂の排水管に比べると細いため、つまりやすいです。
トイレ
トイレからの排水溝つまりは、以下のようなことが原因となっているケースが多いです。
- トイレットペーパーやトイレクリーナーを大量に流した
- 掃除用具の一部を落とした
- 食べ残しを流した
流せるタイプのトイレクリーナーも、大量に流せばつまりの原因となります。
その場では流れたように見えても、奥のほうでつまっていることもあるのです。
ベランダ
ベランダは外にあるため、落ち葉や砂がつまりの原因となりやすいです。
以下のようなものが、ベランダの排水口につまるケースもあります。
- 風で飛んできたビニール袋
- 洗濯物に付いていた糸くず
- 鉢植えの花や土
とくに濡れた砂や土は、乾くと排水管にへばりついてしまいます。
そのため、量が少なくてもつまりやすいのです。
キッチンの排水溝(排水口)つまりの解消法
キッチンの場合、まずはお湯を流してみましょう。
ゴミ受けなどのパーツを外した排水口にタオルを詰めて、50℃〜60℃のお湯をシンクに溜めます。
そしてタオルを一気に引き抜くと、お湯が油を溶かしながら、汚れを押し流してくれます。
お湯を流しただけでは、つまりが解消しない場合、以下のようなグッズを活用してみてください。
- ラバーカップ
- ワイヤーブラシ
- 排水口クリーナー
いずれも、キッチン専用のグッズを使うことが大切です。
お風呂の排水溝(排水口)つまりの解消法
お風呂の排水溝(排水口)つまりの解消には、ジェルタイプのクリーナーが有効です。
有名な商品としては「パイプユニッシュ」が挙げられます。
ジェルタイプのクリーナーには、以下のような特徴があるため、お風呂のつまりの解消に向いています。
- 髪の毛を溶かしてくれる
- 重力に負けず、排水管に留まってくれる
クリーナーを使う場合、まず排水口の表面に溜まっている髪の毛を取り除きます。
そのあとは、排水管にクリーナーを注ぎ、15分〜30分ほど放置したあとに水で流すだけです。
クリーナーを使う際には、皮膚につかないように手袋を着用しましょう。
排水管に注ぐ量や、放置する時間などは、各商品の使い方に従ってください。
洗面所の排水溝(排水口)つまりの解消法
洗面所の排水口つまりは、ワイヤーブラシで解消できる可能性があります。
排水管が細いことから、つまりの原因となっている汚れが小さいケースが多いためです。
ワイヤーブラシは、洗面所に使えるタイプのものを用意してください。
排水管を傷つけないよう、ワイヤーブラシを慎重に動かし、汚れをかき出します。
小さなアクセサリーなどの異物がつまっている場合は、割り箸で挟んで取り除きましょう。
また洗面所にある洗濯機置き場の排水口も、髪の毛や糸くずなどによって、つまりが引き起こされます。
手が届く部分の汚れを取り除き、ジェルタイプのクリーナーで排水管の中にある汚れを溶かすと、つまりが解消することが多いです。
トイレの排水溝(排水口)つまりの解消法
トイレの排水口がつまった場合、ラバーカップで解消しましょう。
ラバーカップには、洋式用と和式用があるため、自宅のトイレに合わせたものを選んでください。
ラバーカップでつまりを解消するときは「便器に密着させて押し込み、引っ張る」を繰り返します。
押し込むことで真空状態を作り、引っ張るときの吸引力でつまりの原因を流れやすくするのです。
便器に水が溜まっていない場合は、空気が入って真空状態を作れないため、ラバーカップが隠れるほどの水を入れましょう。
ラバーカップを何度か押し引きしたら、バケツで水をゆっくり流してみてください。
水がスムーズに流れたら、つまりが解消されています。
汚水が便器の外に飛ぶ可能性もあるため、ビニールシートなどを敷いておくと安心です。
ベランダの排水溝(排水口)つまりの解消法
ベランダの排水口つまりを解消するには、つまりの原因をかき出すことが大切です。
手が届く範囲に落ち葉やゴミなどが溜まっていれば、手で取り除きましょう。
ケガをしないように、軍手をはめてください。
排水口の奥につまっているものは、トングやワイヤーブラシを使ってかき出します。
ワイヤーブラシは、ハンガーを曲げて棒状にしたもので代用可能です。
汚れをある程度かき出したら、水を流してみてください。
小さな汚れは、水圧で流れていくことがあります。ただしお掃除が難しいと感じた場合はすぐに業者にご相談ください。
【排水溝つまりやおウチのお困りごとはグリーンホームにご相談ください】
排水溝(排水口)のつまりは、放っておくと悪化してしまうため、早めに解消することが大切です。
つまりの原因は、排水場所によって異なります。
キッチンやお風呂など、それぞれの場所に適した解消法を試してみてください。
つまりの原因がわからなかったり、つまりが解消しなかったりする場合は、業者に見てもらいましょう。大規模な修理や交換が必要になる可能性もあるためです。
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